先日、西日対策でしゃ熱フィルムを施工した保育園に今度はガラス飛散防止フィルムを施工してきました。
しゃ熱フィルムに関して、園長先生より「フィルム貼る前に比べると、エアコンの効きが良くなった」「日中の窓際のサッシやカーテンを触ったら熱くなってない!」との声をいただきました。

しゃ熱フィルム自体に、室内を冷やす性能は無いのですが、日射量を約70%カットすることで、夏の冷房の効きが断然良くなります。
夏場の日中、熱くなったサッシを小さな子どもが誤って触ってヤケドする、といったことも少なくなると思います。

これで2階は西日対策の遮熱、ガラス飛散防止、紫外線対策は出来ましたが、1階は西日もあまり当たらないし、室内が見えたほうが良いそうなので安価で性能もガラス飛散防止、紫外線対策が出来るフィルムをご提案したところ、早めの台風対策として施工依頼を頂きました。

窓ガラスへの台風対策としてよく見かける「養生テープでユニオン・ジャック」
被害を受けないために、大事な家族や時にはお客様、従業員を守るためにガラスに養生テープを貼るのですから効果が確かでないと困りますね。

しかし、災害時の窓ガラスの対策としては『全く無意味』なのはご存知でしたか?
それは検証動画がありますのでまずはご覧ください。※音は出ません

いかがでしたでしょうか。フィルムの概念が変わったことと思います。

何も対策をしていないガラスはもとより、養生テープを貼ったガラスはほぼ全てのガラス破片がサッシに残らず養生テープに引っ張られるように落ちてしまいました。
これでは災害対策の効果があるどころか、何も対策していない時と変わらない被害が出てしまいます。

一方の飛散防止フィルムは飛来物を跳ね返しています。
ガラスは割れますが、突き破られることはありませんでした。
台風や地震など災害対策に有効とされる飛散防止フィルムは日本産業規格JIS A 5759「ガラス飛散防止性能」を満たしているので高い飛散防止効果があります。

また、養生テープは手で簡単に切れますが、飛散防止フィルムは手では簡単に切れませんので、材質の強度でも違いは一目瞭然です。


当店が主に取り扱っている「飛散防止フィルム」は3種類あります。
性能はガラス飛散防止と紫外線99%カットで、違いは厚みにあります。

・安価で1番よく依頼のある【SN50】
厚みは50μmで遮熱・断熱性能はありません。

・飛来物の衝撃にも耐える【SN100/SN200】
厚みは100μm/188μmでSN50より厚みがある分、衝撃にも強いです。

・防犯対策用に【SN350】
厚みが300μmあり、このフィルムを貼ったガラスを割って侵入されることはありません。
こちらは3M製の防犯フィルムの検証動画ですが、同じ性能があります。

※音は出ません。

飛散防止フィルム施工後の画像ですが、フィルムが透明なので施工前後の違いが分かりにくいと思います(笑)

地震や台風時の対策もそうですが、保育園は特に小さなお子さまが走り回ってガラスにぶつかったり、硬いおもちゃを投げてガラスに当たっても、飛散防止フィルムを貼っておけば割れたガラス片で大ケガすることも防げます。ガラスにぶつかった子はたんこぶが出来るかもしれませんが・・・

このように災害による飛来物や衝撃で割れたガラス破片を飛散・落下させず、割れたガラスをフィルムが保持、飛び散らず安全なので、多くの店舗や幼稚園、保育園、介護施設、人の出入りが多いオフィスなどで災害時の避難通路確保としても飛散防止フィルムが採用されています。

ご家庭でも台風のたびに無意味な養生テープを貼るのはやめて、ぜひ飛散防止フィルムをご検討ください。