プライバシーフィルムご希望のお客様よりご依頼がありまして、現地調査へ伺いました。

戸建てのお家で大きなベランダ窓があるのですが、日中ブラインドを閉めないと外から家の中が丸見えだということでご依頼されてきました。

プライバシーフィルムはデザインは色々あるのですが、すりガラスの様なデザインや木目調のデザインだったりと基本、外からも内からも視界をさえぎるフィルムになります。

ここのお家は目の前が公園になっていて、緑が多く、とても景色が良かったので、プライバシーフィルムではその景色が見えなくなります。
ここに家を建てたのもこの景色が見えるからとおっしゃっていましたので、『遮熱フィルム』をご提案、施工いたしました。

遮熱フィルムの1番の特徴は日中の日差しからの熱を大幅に反射・吸収してカットすることです。
種類にもよりますが70~80%ほどの熱をカットします。

遮熱フィルムの特徴として窓ガラスが割れた際に飛散するのを防ぐ効果や紫外線を99%カットする効果はもちろん、この他に『ミラー効果』というものがあります。

分かりやすく言うと「マジックミラー」の特性を持ちます。

遮熱フィルムは正確には「日射調整フィルム」と呼ばれ、間にあるアルミニウムや銀合金の微粒子層により、鏡のように光(可視光線)や熱を反射することで冷房時の空調負荷を軽減します。

遮熱フィルムを貼った時の見え方として、暗い所から明るい方へは反射せず見えるが、明るい所から暗い方へは反射して見えない特徴があります。

なので日中の明るい時に外から部屋の中は見えません。鏡のように外の景色が映ります。ただ曇や雨の日は薄っすらと中が見えますが、近づいて見ないと見えないくらいです。

天井の電気や向かいに窓があると明るいのでそれだけ見えます。
同時に部屋の中から外は青み掛かってますが、はっきりと景色は見ることができます。

遮熱フィルム施工後は外から部屋の中の様子は伺えません。(画像の一部にモザイク加工をしております)

右が遮熱フィルム施工前、左が遮熱フィルム施工後。網戸をしてるので若干見えにくいですが、やや青み掛かってるものの見え方に違和感は無いかと思います。(画像の一部にモザイク加工をしております)

逆に日が落ちて外が暗くなると反対に部屋の中から外は鏡のように反射して見えなくなり、外から部屋の中は丸見えになってしまいます。

その際はカーテンやブラインドを閉めましょう。
ただ、部屋の電気を消すと月明かりで外が明るくなるので、部屋の中は見えなくなります。
夜間の空き巣などの抑止にもつながるかと思います。

このように遮熱フィルムは
①日中の日射の調整による冷房時の空調負荷を軽減
②台風や地震などの災害時のガラス飛散を防止。いざという時の避難路を確保します。
③紫外線を99%カット。部屋の床や畳、家具、本、書類などの色あせや劣化を防ぎます。
④ミラー効果により部屋のプライバシーを確保します。
また、①により冷房温度を下げすぎなくても部屋が涼しくなるので省エネ・電気代削減に繋がります。

ちなみに環境省によれば、エアコンの温度を1℃変えるだけで、電気代は10~13%変動すると言われています。
夏場の冷房温度の目安は26~28℃と言われてますので、これまで25℃に設定してたのを28℃に上げただけで電気代は30%も削減につながるかと思います。

よって⑤省エネ・電気代削減につながる。

当店の遮熱フィルムは1度施工すると10年以上耐久性のある高品質ガラスフィルムを取り扱っております。
なので1度施工すると向こう10年は部屋の紫外線は気にしなくて良い、ガラスが割れても安心、日中のプライバシー確保、夏場の日射による部屋の暑さから開放、省エネ・電気代削減・・・

この時期は特に問い合わせが多いですのでお早めにご連絡お待ちしております。